現在私は病院に併設されている、鍼灸院に勤めています。患者さんは、お年寄りや年配の方が多く毎日10〜1 5 名程の患者さんと接しています。
学校に入学する前は、競輪選手を目指していたのですが、その中で「鍼灸」と出会い、治療家である鍼灸師に興味を持って、「治療」という観点から競輪やスポーツマンに接していきたいと考えていました。そこで、学校を探し始め、いろんな学校に行きましたが、湘南が一番施設が整っていて、きれいで、近かったので、湘南へ入学を決めました。ところが学校に入ってみると、治療家としての勉強がメインで、これといってスポーツに特化しているわけでもなく、いろんな方のための治療の勉強をしていかなければならなかったのですが、そうした勉強の中で、スポーツにこだわるわけではなく、「治療」というものに、興味が沸いてきました。3年間勉強した上で、最終的にはリハビリの世界に身を投じることになりました。
今は毎日いろんな方に接して、一対一で人と向き合うことに楽しみを感じています。その中にはもちろん治療も含まれていますが、どう接していけばより良い治療ができるのかというところが難しくもあり楽しいです。患者さんたちに対して優劣の差をつけているわけではないのですが、お年寄りの患者さんの中にはとても自分のことを気に入ってくださっている方もいて、手編みのセーターや手作りのジャムをプレゼントしてくださる方もいますし、「田
中さんに治療してもらいたい」と指名して下さる時は、本当に嬉しい瞬間です。
私の場合、リハビリの技術は学校で基本程度は勉強しましたが、詳しくわからず、仕事をしながら勉強をしているという状態です。学校で勉強したことは何一つとして無駄なものはないし、特に湘南はいろんな勉強ができて、広い知識と視野を得ることができましたから、仕事に就いてからも役立つことがとても多いです。特に、心理学は現在仕事をする上で勉強していてよかったと思うことのひとつです。学生時代には、とてもマイペースで勉強ができましたね。ルールに縛られる先生もいなかったし、自由でのびのび勉強ができました。
鍼灸師を目指している方! ぜひ、凝り固まらず、視野を広げて、鍼灸の免許を取ったのだから鍼灸しかやらないとか言わず、いろんなことを広く学んでいけたらいいと思いますよ!