
2010年02月19日
今回は、トレーナー的な目線からかなり逸れますが日本と米国のプロスポーツビジネスという観点からお話をしたいと思います。
昨年ワールドチャンピオンに輝いたニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が契約期間満了に伴う契約更新で本人の希望である残留が叶わず、ロサンゼルス・エンゼルスと契約を結んだという報道はまだ記憶に新しいと思います。
松井選手と言えば、ワールドシリーズで大活躍しヤンキースの優勝に大きく貢献しMVPを受賞した選手です。普通で考えれば、契約期間が終了したとはいえこれだけ活躍した選手の契約を更新しないということはあり得ません。
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2010年01月25日
またまた謝罪からのスタートですが「本当に申し訳ありません」いつもいつも更新が遅れてしまい・・・しかも、今回の話は10月に行われたメジャーリーグプレーオフの話なので、相当遅れています・・・
では勝手に気を取り直して!10月15日から始まったナショナルリーグ「チャンピオンシップ」を語りましょう。 昨年のリーグチャンピオンシップと同様に今年もフィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・ドジャースの対戦になりました。
フィリーズは昨年ドジャースを破り、ワールドシリーズでもタンパベイ・レイズを撃破してワールドチャンピオンに輝いている強敵です。今年も昨年のメンバーがほぼ変わらず、相変わらずドジャースにとっては大きな壁となって立ちはだかりました。
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2009年10月21日
今、私はアメリカはロサンゼルスに滞在中です。もちろん仕事ですよ!(野球が見たいから来ているわけではありません・・・多分・・・)
ということで、せっかく来ているのにメジャーリーグのプレーオフを見ないわけにはいきませんから!(やっぱり見に来たんだ・・・)前回にも書かせていただきましたが、シーズンの最後3試合(ロサンゼルス・ドジャース対コロラド・ロッキーズ戦)を観戦しナショナルリーグ西地区の優勝を見ることができました。
そしてその後、10月7日から始まったデビジョンシリーズ(ロサンゼルス・ドジャース対セントルイス・カージナルス戦)を観戦したので、今回はこの観戦記を書いておきます。
前回もこのカードには少し触れましたが、カージナルスは非常に強いチームです。最近でもプレーオフには毎年のように駒を進め2006年にはワールドチャンピオンにもなったことがあるほど強いチームです。名将トニー・ラルーサ監督が采配を振いカーペンターとウェインライトの二本柱に主砲プホルスを軸とした打線は切れ目がなくとてつもない爆発力を持ったチームです。
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2009年10月13日
野球シーズンもあと僅かです。今、アメリカではプレーオフに突入し各チームが熱戦を繰り広げていますね!今年から「Trainers Report」と題して、野球だけでなく色々な分野や現状でのお話をしようと思っていましたが、やはり私の専門分野である「野球」というものから離れることはできないようです・・・すみません・・・
ということで、せっかくですからプレーオフにまつわる話をしていきましょう。日本では最近始まったプレーオフですが(あまりプレーオフの意味がないような・・・)、アメリカ、メジャーリーグでは94年から2リーグ3地区制を導入するにあたり、始められたのがプレーオフ制度です。
メジャーリーグではアメリカンリーグとナショナルリーグに分けられ、この各リーグが東地区・中地区・西地区の3つに分けられています。基本的には、同地区の対戦が多くなりますが他地区との対戦も年間6試合ずつ含まれ、他にインターリーグとして他リーグとの試合も組まれています。(インターリーグ・交流戦は年度によって対戦相手が変わるため毎年必ず対戦するということではありません)全ての試合を含め162試合戦うことになります。
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2009年09月03日
とうとう私の大好きな夏の甲子園大会が終了してしまいました。毎年書いていますが、甲子園が終わるととても寂しい気持ちになってしまいます・・・
というわけで、今回は「高校野球」というものにスポットをあててお話を進めてみたいと思います。今年の甲子園大会を見て感じたことは「最近の高校野球はレベル高いな!」ということです。だって、高校生で150kmのスピードボールを投げる選手が何人もいるんですよ!信じられません・・・
しかも、そのボールを打ち返すバッターもいるんです!さらに言うと、打ち返すだけでなくスタンドに叩き込むバッターがいるんです!もう一度言わせてもらいます「信じられない!」です・・・
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2009年08月07日
今回のレポートは、私が湘南医療福祉専門学校様にお世話になり始めた時から実施している「プロ野球現場見学実習」についてお話します。
早いもので、今年でもう4回目を迎えました!この実習の目的は「プロ野球の現場においてトレーナーの仕事や行動を実際に見て理解する」ということが一番のテーマです。それに伴い「プロ野球の選手が試合に入るまでをどのように過ごしどのようにコンディションを整えて行くのか?」ということも理解できる良い機会でもあります。
実際に自分たちが仕事に加われるわけではありませんが、プロのトレーナーの行動を見るだけでも色々なことが学べると思いますこういった機会を今後のトレーナー活動に活かしていって欲しいものです。
この見学実習の舞台となるのは「東京ヤクルトスワローズの二軍」になりますので、場所は「埼玉県戸田市」にあるスワローズ二軍練習場の戸田球場です。戸田球場は、荒川の河川敷にあり周りには道満グリーンパークという大きな公園が隣接しています。しかし、練習場には野球場とサブグラウンド・陸上競技用トラック(ヤクルト陸上部)・ラグビー場(ヤクルトラグビー部)しかありません。
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2009年06月29日
【東京マラソンレポート後篇】
前回に引き続き、東京マラソンレポートの後編です。今回は、去る3月22日(日)に行われた第3回東京マラソンのトレーナーサポートについて、その活動内容などのお話をしたいと思います。
我々「ルートヴィガー」トレーナーチームが日頃から市民ランナーのボディメンテナンスやコンディショニングに関わっていることは前回お話させていただきました。通常は我々の治療院であるルートヴィガー広尾店に来ていただき、ランナーのスケジュールに合わせてエクササイズを行ったりメンテナンスを行ったりしますが、今回はあくまでも東京マラソンにおいてどのような活動を行ったか?についてのレポートになります。
我々が東京マラソンにおいてサポートできるのは、ゴール地点である「東京ビッグサイト」内に設けられた大塚製薬アミノバリューブースだけに限られています。ここでゴールしたランナーたちを迎え入れるわけです。
つまり、今回の活動はメンテナンスやケアといったところが主体になってくるわけです。そこで予め「ゴール後にランナーたちが何を求めているのか?」ということをルートヴィガースタッフ全員でミーティングを重ね、活動の内容を徹底するところから始まります。
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2009年05月14日
【東京マラソンレポート前篇】
今回のレポートは、去る3月22日に行われた「第3回 東京マラソン」におけるトレーナーサポートについてレポートします。
私たちの会社「Route Vigor」では、昨年から大塚製薬(株)様《以下敬称略》のご協力により‘東京マラソン‘を走られるランナー(大塚製薬の招待選手とRoute Vigorに関係するランナーに限り)たちのアフタートレーナーサービスを実施しています
まず、この企画を実現させるまでの経緯としては、第1回東京マラソンを走られたランナーたちが疲労困憊状態で完走後にRoute Vigorを訪れてくれたことが始まりでした。
元来我々の仕事はRoute Vigorという鍼灸マッサージ治療を主体としスポーツコンディショニングを一般的に提案することに重きをおいて活動することです。
そんな中で、市民ランナーたちが来院してくれることが多くなりマラソンを走るために必要な知識・トレーニングなどを含めたコンディショニングを提案する機会が非常に多くなっていったわけです。昨今の市民ランナー急増といった状況を目の当たりにしたわけですね。
そこで、我々が何かお手伝いできることはないか?というところから「マラソン」という競技に注目して、ランナーに起きやすい障害やランナーたちが求めているものは何か?ということを研究していきました。まだまだ、研究途中であり「これがマラソンだ!」というものは見えてはきませんが、今現在の我々にとって最低限できるランナーのサポートを行える努力をしています。
また、我々にとって幸いとなったのが大塚製薬との関わりを持つことができていたことです。コンディショニングと言えば聞こえは良いですが、そんなに簡単なことではありません。ましてや、市民ランナーたちはプロアスリートのように競技を専門としているわけではありません。
基本的には仕事や家事といったものが主体であり、その限られた時間の中で「走る」ということを取り入れているわけですからより効率的にコンディショニングを進めていく必要があるわけです。そこで我々に不足している部分として大塚製薬が持っているサプリメントなどの栄養補給の情報をカバーしてもらうことで、より質の高いコンディショニングを提案できるようになっていくということです。
市民ランナーたちは、基本的にコンディショニングに対してはほぼ理解できていません。いわゆる自己流で練習を進めていますから、練習内容・プランといったところは何もできていないのが現状です。「練習を続けてタイムが向上しないのは練習が不足しているからだ!」と思ってさらに追い込んで練習する人がどれほど多いことか・・・
結果的に、故障を起こしRoute Vigorを訪れてくれる人がたくさんいました。そこで初めてレースまでの間に何を?どういう風に?どれくらい?行えばいいのか?ということに気づいてくれるわけです。それでも、タイムが上がらないと不安感だけが募りまた無茶な練習をしてしまう人が後を絶ちません。
つまり我々の仕事は、ランナーたち皆が正しいコンディショニングを理解してくれるまで根気よく提案を続けていかなくてはならないのです。そのための手段のひとつとしてレース後のメンテナンスをサポートし、走った後は何をするべきなのか?ということを肌で覚えてもらえるように活動を行っているわけです。
今回は、東京マラソンをサポートするための前置き的な話にさせてもらいました。活動の詳しい内容は次回にお話したいと思います。それでは次回をお楽しみに!
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2009年04月24日
いよいよ新学期が始まりました!私も湘南医療福祉専門学校にお世話になってから、早いもので4年目を迎えます。
昨年後半は、仕事の忙しさを言い訳にこのブログも放置プレーに突入しそうな状況になってしまいましたが・・・今年は頑張ってみます・・・いや・・・頑張ります!
今回からは、今までの経験上だけの話ではなく現在実際に起こっていることも含め、トレーナーとして携わる治療やトレーニングなどにスポットをあてながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
今回の第1回は、相も変わらずプロ野球春季キャンプレポートをお送りします。
今年も行って参りました・・・宮崎県は南郷町で行われていた「埼玉西武ライオンズ」のキャンプで選手のサポートを行ったわけです。
昨年、ライオンズは日本一に輝きさらにはアジアチャンピオンの座も死守しましたが、さすがに昨年に比べてファンの数も多く、また今年はWBCの関係で松坂選手も前半でライオンズのキャンプに合流していたので本当に信じられないくらい人・・人・・人・・でした。
そんな周りが盛り上がっている環境の中でもひと際冷静に、自分のペースを守っていたのが「石井一久」選手です。いつの間にかベテランになってしまった石井選手ですが、その風格や存在感はやはりさすが・・・と言ったところでした。
ただ、今年の石井選手・・・どういう風の吹き回しか?(失礼!)良く走り良く投げていました。あまりの頑張りに私の方が心配になってしまい「もう少し抑えよう・・・」と何回アドバイスしたことか・・・
ランニングのプログラムは、チームのコーチが作成してくれていますが「石井選手」くらいベテランになるとある程度ペースを尊重してくれるので、自分で不足している部分を付け足しながら走っていたわけです。
見ていて感じたことは、心肺機能の向上と瞬発力向上をテーマにしていたようで、中距離走(野球ではポール&ポールという種目やガスランという種目)と短距離(30m、20m、10m)といったところを軸に、調整として30分間走や長距離などを取り入れていたようです。
投げ込みに関しては、事前に話し合いをしておきましたが。軽いキャッチボールなども含めほぼ毎日ボールを投げること、一日の投球数を150球以内に収めることをテーマにその日のコンディションによって投球数を変動させていました。
通常のブルペンでは50球から70球程度に抑え、力の配分もキャンプ後半で全力投球に持っていけるよう70%~80%で調整してもらいました。各クールの後半で少し球数を増やし100球~150球程度、力の入れ具合も90%程度といったところです。
球数や力の配分よりも、体のバランスやより正しいフォームに近づけることがテーマです。投手が肩を作る中で、日本人の多くが300球400球などのきつい投げ込みを行ったりしますが、私の考えとして肩だけでなく全身の疲労が蓄積した状態で投げ込みをするメリットが見つからなかったのでこのような形を勧めたわけです。
速いボールを投げ続けるためには、体を酷使して投げ込みを行うより毎日少しずつでも筋肉を使い動きをしっかりと教育し、回復力を上げていく方がシーズンを通して見れば効率的だしリスクも少ないと思います。石井選手もそのあたりは理解してくれているので、キャンプ中の肩作りにはこのようなパターンを実践してくれていました。
また、トレーニングや技術練習で疲労の蓄積が起こり全体のバランスを崩さないようにするために「バランスボールとストレッチポール」のエクササイズも取り入れてくれていました。バランスボールでは、骨盤の動きを作ることと疲労した筋肉の緊張を取ることを目的とし、ストレッチポールでは、全体のバランス調整とリラクゼーションを目的としています。
このようなコンディショニングのパターンがある程度上手く進行してくれたお陰で、例年のキャンプで起こってしまう腰痛や内転筋痛などがほとんど出ることはありませんでした。 野球選手だけでなく、アスリートにとって大切なことは「試合で最大限のパフォーマンスを発揮する」ことだと思います。その為に練習を行うわけですが、その練習の内容によっては試合の為になる前に故障を起こしてしまうことが良くあります。
そういう問題点をしっかりと事前に見つめ、故障・障害の予防を考えた練習を行うことができればより実のある練習になるはずです。それが「試合でのパフォーマンス発揮」という結果に繋がるわけですから。
ついでにもうひとつ!
このキャンプ期間中にライオンズの渡辺監督とお話をさせてもらう時間が度々ありました。その中で「ライオンズはキャンプ期間でのケガ人が非常に少ない」というお話をされていました。その時に私が感じたことは、「ライオンズの練習スケジュール」にその根拠があるのではないか?ということです。
通常のプロ野球キャンプでは、午前10時頃から練習が始まり(早出練習がある場合は午前8時頃から)、全体練習が終了するのが午後3時頃。その後選手によっては、個人練習などがあり最終的に練習が終了すると午後6時頃になってしまいます。その後、夕食を摂ってから夜間練習が午後8時頃から11時頃まで続き・・・結果、練習後に体のメンテナンスをしたり夜食を摂ったりしてから睡眠に入ると午前2時頃になってしまうことが多くなります。
これでは、身体が回復する時間が取れないと言ってもおかしくはありません。しかし、ライオンズのスケジュールを見ると、早朝練習(午前7時頃から)がありスタートはかなり早いものの全ての練習が終わり選手は皆午後6時頃までには宿舎に戻っています。その後のスケジュールも夕食後は特に何も無く、時折ミーティングがある程度でした。もちろん、宿舎内で個人的に練習をする選手もいるのでしょうが、このようなスケジュールで行くと練習後に体のメンテナンスや疲労回復の為の時間が十分に取ることができるわけで、睡眠に入る時間帯も非常に理想的な時間に充てることができますよね。
上手くなるため、また勝つための練習ですから、厳しくきついものであるのは当たり前だと思います。だからこそ、その厳しさに耐えうるだけの回復時間を取ることが重要なポイントになるのではないでしょうか。練習やトレーニングで体を鍛える時間、身体をメンテナンスする時間、栄養を補給する時間、肉体と精神を休ませる時間、成長ホルモンを分泌させて回復と強化をさせる時間・・・このようなサイクルが上手くスケジューリングできて初めて「良い練習」になり「パフォーマンス発揮」となるのだと私は思います。
このようなサイクルが効率良く展開できている「ライオンズ」は、今年も要注意ですね!
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