
2006年07月06日 19:32日
6/6(火)にJ1リーグのトレーナーを迎えて、アスレティックトレーナー科の特別講演がまたまた行われました。
今回お迎えしたのは、日体協公認のアスレティックトレーナーの資格のみ、鍼灸などの治療のライセンスは持たず、J1リーグのトップで活躍されている方。
実際の試合中のVTRを交えてのお話は、かなり衝撃的だったようです。
もともとライフセーバーだった方が、トレーナーになったきっかけをはじめとして、Jリーグのトレーナーになる為に必要なことや人間性についてのお話など、ご自身の体験を交えて話をしていただきました。
また、試合のVTRを元に、前十字靭帯断裂や頭部の外傷の対処についての話は、学生たちにトレーナーの仕事の難しさを痛感させました。
そして、何よりもいただいた言葉が学生たちの思いを強くしてくれました。
「何事も希望を閉ざさなければ必ず夢が叶う」
アスレティックトレーナー科2年 木下 和也 さん(抜粋)
トレーナーのお話の中で、トレーナー活動をしていて楽しいことよりもつらいことの方が多いとおっしゃってましたが、仕事をするということは、自分が好きなことをしていてもつらいことの方が多いと思いました。そのつらさを乗り越えた時、自分が成長し、人間としての器が大きくなれるのではないかと思いました。
トレーナーを目指したきっかけのお話を聞いたときは、自分はまだ目の前で人が亡くなった姿を見たことがなく、またそんなパニック状態に陥ったことがないから、いざ自分がその状況に立ったら何もできないと思いました。
それと同時に常に最悪な状況をイメージしながら対処法を考えて行動しないといけないと思いました。
人の命に関わることについて勉強している以上、テーピングやストレッチよりも人が倒れたときに、いかに冷静な判断ができるかが重要とおっしゃっていて、まさにその通りだと思いました。自分も心肺蘇生の勉強をまたやり直したいと思います。
アスリートは死ぬ気でお金を自分の体で稼いでいるので、軽い気持ちではトレーナーは務まらないと聞いてその通りだと思います。自分が逆の立場だったら、軽い気持ちのトレーナーに自分の体を触ってほしくないと思います。だから第一線で活躍されているトレーナーの方々は自分のプライベートの時間を犠牲にしても選手のサポートができる熱い気持ちがないと続かないと思いました。
また、自分がやりたいと思うことに対してどんなことがあっても前に進み、気持ちの扉を開け続けることが大切であり、それを続けたからこそ今があるというお話に、私も今行っていることはいずれ自分自身・他の人の役にたてられることだと信じ生活しようと思いました。
仕事をするということは多くの人に支えられているといことを意識し、壁に当たったら「STOP-THINK-ACTION」して自分を見直して見ようと思います。
アスレティックトレーナー科2年 木村 友也 さん(抜粋)
今までの講演はATの資格を持っているが、鍼灸・あんまマッサージの資格も持っている方だったので、どうしても治療系の話になることが多かったのですが、Jリーグで治療系の資格を持たずにトレーナーを行っているということで、すごく興味がありました。
自分は今のアスレティックトレーナー科を卒業したら、鍼灸の学校へ進学しようと考えています。それは、今までの講演会でいろいろな人の話を聞き、治療系の資格がないとできないと思ったからでした。
しかし、今回お話を聞きATの資格だけでも十分やっていくことができるということがわかりました。ただ、鍼灸の力を必要とすることもあるということを聞き、資格を持っていればより強くなれるという考えに変わりました。
その他にも、お話の中で自分が知らなかったことを沢山教えていただきました。
それは、炭酸水のことや笑うことによって風邪をひきにくくなるなど様々でした。
炭酸はスポーツをする際にはおなかが痛くなるので飲んではいけないものだと思っていました。しかし、炭酸水が乳酸を除去するのに必要だったり、リフレッシュするために使えるとは思ってもいませんでした。
自分はストレスがたまったときに炭酸水をよく飲むのですが、摂取時の注意点などは糖質くらいであまり考えたことがなかったのですが、中に入っているアスパルテームやカロリーのことを聞き、注意が必要だと改めて感じました。
実際の試合で選手が前十字靭帯を断裂したすぐ後に、別の選手が頭部外傷という悪いことが重なるという大変なことの話を聞けたのはすごく貴重でした。
その話の中でも、いきなり頭部に水をかけたことについてや、頚部損傷があるかもしれない選手に対して頚部を固定していなかったことなど、あまり言いたくないことであろうことに対してもミスを認めてしゃべっていただいたことはとても大きかったです。
今回の講演では、いままでと違いATを主点とした話を聞けたことで、鍼灸に頼らなければいけないという考えが変わり、運動学が大切なのだとわかったことがすごく大きな収穫でした。また、試合のことやメンタルサポートなど、自分の目指しているところの話を聞けたことは、すごく為になりました。