
2006年10月19日 15:23日
サッカーの海外のプロリーグに参戦している日本のチーム。
そのチームのマネージングディレクター(MD)に今回はお話を聞くことが出来ました。
自分が将来トレーナーとして仕事をするときに、自分を雇う立場の人が「トレーナー」に何を求めているか、そして自分達が働く場であるスポーツビジネスについてお話をきくことができました。
マネージングディレクターという肩書きを想像できないほどお若けれども、そのお話に満ち溢れるバイタリティからは若くして成功したこともうなずけるような内容でした。
なにより、将来自分達が目指すトレーナーを雇う立場からのお話や、注目される表舞台を裏でささえるためのビジネスサイドのお話は、聞いている学生たちにとってとっても新鮮なようでした。
アスレティックトレーナー科2年 萩原 幸雄 さん(抜粋)
今回、特別講演に参加して、現在のスポーツビジネスの状況や、社長としての会社の経営、そして人間性というものを深く考えさせられました。また、雇う側が求めるトレーナー像などはとても今後のためになるお話でした。
あいさつなど当たり前のことが実はどの職業にとっても大切で、当たり前のことをしっかりと、そして気を配れる人間が成功するのだと感じました。また、自分中心で考えるのでなく、第三者の立場に立って物事を考えると視野が広がるということは、今後社会に出たときに重要だと思います。
特に「裸になる」という言葉がとても印象に残りました。やはり、自分を知ってもらうには自分自身の心の中全てを相手に知ってもらいたい、伝えたいという気持ちがなければならないと感じました。
今回は人間性、人とのつながりと とても熱く大切なお話を聞かせていただき、自分自身のモチベーションアップにもなりましたし、明確な目標ができました。
アスレティックトレーナー科2年 小池 裕美 さん(抜粋)
お話の中で、「“みるスポーツ”は、スポーツを見るために、ビールを買ったりピザを頼んだりすることも“みるスポーツ”にあたる」と聞き、とてもびっくりしました。ただスポーツを見て楽しむだけが“みるスポーツ”ではない、そう考えると“するスポーツ””みるスポーツ”は幅広い意味をもつと思います。もっとこの言葉が身近にあふれ出てくれば、一般の人たちのスポーツに対する興味も増えてくると思いました。そして、私達専門に勉強している人たちが、もっとこういうことを社会に広めていかなければならないと思いました。
「スポーツ選手の最高のパフォーマンスが出たときは、“選手の喜び・幸せ”と“お客さんの喜び・幸せ”が生まれてくる」という言葉を聴いたときに、鳥肌が立ちました。確かに普段TVでサッカーの日本代表の試合などを観ていて、選手が点を入れたときはTVの前で大喜びをしますが、点を入れないときは喜びもなくストレスが溜まります。
たぶん、選手とお客さんは近いようで遠い存在であるが、どこかで繋がっているんだと思ったらから鳥肌がたったのだと思います。
スポーツチームの収入についても、チケット収入に負うところが多く、とても“怖いもの”とされている話を聞き、もっといろいろな人に試合観戦に来てもらえるよう、スポーツの現場で働く人をはじめとして、興味がある人たちが力を合わせて解決しなくてはならないし、その為に自分達は何ができるかを考えていきたいと思います。
最後に「心が無になった時の自分が何をしたいのか感じること。」「周りの人達を大切に思うこと。」この二つの言葉を胸に刻み、一日一日を大切に過ごしていきたいです。
アスレティックトレーナー科1年 中村 知広 さん(抜粋)
今回の講演でスポーツビジネスの存在・経営者側から見た良いトレーナー像・スポーツビジネス界で働く人のサラリー、そして社長が若くして目標を達成できた理由について学びました。
お話の中で「能力のあるトレーナーほど癖のある人間性である事が多いが、契約の決め手は誰からも好かれる人間性をもっている事である」ということ、私も同感でした。
自分の能力を磨いてきた人はプライドが高くて当然とも思いますが、トレーナーという職業においては人と人とを繋げられるような人材が求められると感じました。この様な人間性を形成するためにも、積極的に多くの人達とコミュニケーションをとって行こうと思います。
質疑応答の中で、「スポーツビジネス界において、能力に応じたサラリーが支払われているのでしょうか?」という質問に対して、「必ずしも能力に応じたサラリーが支払われているとは限らない。自分の好きな仕事をしているという事でサラリーが抑えられる傾向にある。」という答えが興味深かったです。
私は、スポーツビジネス界においてサラリーが低い理由は、日本の中でのスポーツの存在があまり高い位置にないからではないかと考えました。
これは、トレーナーを目指す私達にとって、様々な場面で問題になるし、私達スポーツに関わる者一人一人が高い意識を持っていかなくてはならないと感じました。
私達に対するアドバイスの中で、「心が裸になった時に何がしたいのかを考え、漠然としたイメージから短期目標を立てる。」という言葉がありました。いままでいらした講師の方たちからも同様な言葉をいただきましたが、MDの言葉にある情熱は一番強く感じられました。
目標を達成するためには過程や方法よりむしろ、原動力である意志や情熱が必要であると考えました。自分の持つ情熱をより大きくし、心を裸にして自分が本当にしたい事を目標にして、進んでいこうと思います。