
2008年01月26日 09:33日
12月20日当校においてアスレティックトレーナー科の特別講演が行われました。
今回は、二人の講師をお招きし、講義を頂きました。
スポーツの本場アメリカに留学され、アメリカのスポーツ界でストレングス&コンディショニングコーチとして活躍されていた、加賀トレーナーの実践を交えた講義からスタートし、Jリーグのアスレティックトレーナーの講義へとつながり、日本での現場の現状や技術などを交えたお話と、内容の濃い学生にとって大変貴重な講義となりました。
アスレティックトレーナー科1年 武田 剛輝さん
「ウォーミングアッププログラム「ダイナミックストレッチ」に関する講義」
加賀先生とは今回初めてお会いし、先生のこれまでの歩み、特にアメリカでの生活についてや、ダイナミックストレッチについて実技を踏まえてのご指導を賜りました。
先生はアスレティックトレーナーの分野ではなく、フィットネスで活動されているとのことでしたが、アメリカでの生活のお話でアスレティックトレーナーの勉強されていたと聞き、多くの経験をアメリカで積んでいかれたお話を楽しく拝聴させていただきました。お話の中でアメリカの学校の勉強は忙しく、プライベートな時間がほとんど無くスポーツ漬けの毎日を送っていらっしゃることが印象的でした。やはりアメリカではアスレティックトレーナーの勉強や実習の多さ、また語学も学んでいかなければならないというのが日本と違う面なのかと思います。
ダイナミックストレッチに関しては授業で習った範囲では相反神経支配を利用したストレッチと習ったためそれについての講義なのかと思っていましたが、実際に行ったことはどちらかといえば、バリスティックストレッチと似ており、業界によって用語に違いがあることを知りましたが、用語や意味に気をとられ過ぎず、運動の方法や効果について理解をしていくことが大切だと教わりました。
そして講演のなかで特に印象に残ったことは「どんな情報でもまずは疑ってかかること」と先生がおっしゃっていたことです。この言葉は私が高校時代にお世話になった方も言っていた言葉だったこともあり、印象に残っています。情報が様々なところから得られるようになっているので、全てを鵜呑みにしてしまうと間違った知識が入ってしまったり、そのせいで選手に間違った指導をしてしまいかねないので、信頼の持てるところから情報を得たり、自分で調べた上で知識として自分の中に入れていくことがとても大切だと再認識できた講演となりました。加賀先生ありがとうございました。
アスレティックトレーナー科2年 田中 秀一さん(写真左が田中さん)
「ダイナミックストレッチの実践と講義」
今年最後の特別講演があり、加賀先生の実技を交えた講演にさせていただいて、改めて自分を見つめなおす時間となりました。私は海外研修に参加できなかったので、加賀先生とお会いするのは初めてでしたが、第一印象は熱い方だなと思いました。スポーツの本場であるアメリカに渡り、紆余曲折があって今の自分がいる加賀先生は自分の確固たる信念を持たれていると感じました。
今回はダイナミックストレッチの実技指導をしてくださってアメリカでも行っている方法体験することができとても勉強になりました。先生が常におっしゃっていた、「まずは疑うこと」という意味が最初は理解できませんでした。全てのことを疑ってしまったら、すべての事に信じる事が無くなってしまうと思ったからです。しかし実技を行い、お話を聞いているうちに、自分に自信を持つことが大切で、他人が言ったことを鵜呑みにしてはいけないということなんだと分かりました。スポーツは科学である以上変わってしまう。だから全てのことが正しいと思ってはいけないと思いました。自信は今学校で勉強をしている知識や技術のことだと思います。トレーナーは人を相手にする仕事なので、相手に信用されなくなったらこの仕事はやっていけません。だから残りの時間、これからの将来の時間でまずはいろんな話を聞いて見て体験して、自分がこれだと信じることのできるものを集めて自分なりのスタイルを作って行きたいと思います。
後半は先生がなぜストレングス&コンディショニングの道に進んだのか、お話していただきました。先生はアメリカでの学生生活で疑うことを学んだとおっしゃっていました。その考え方が今までの私に無い考え方だったのでいろんな視点から物事を見ないといけないと思いました。今学んでいる知識を社会に出たときどう使うか現実が近づいている私にはほんとうに考えさせられる内容でした。不安は誰にでもあって、その不安を少なくする要素はやはり知識や技術なのかなと思います。トレーナーを学ぶものとして一つでも多くの知識を取り入れそれを今度は使って相手が納得してくれて初めて信頼が得られると思います。だから学生の間少しでも多くのことを経験し、自信の数を増やしていきたいと思います。
最後に、加賀先生はスポーツが好きで熱い方だと改めて感じました。私もスポーツが好きです。だからこれからもっと熱くなって、もっと勉強して、1人でも多くの方が喜んでもらえるようなトレーナーになりたいです。
今回お忙しい中貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。
アスレティックトレーナー科1年 井出 邦彦さん
「Jリーグアスレティックトレーナーのお話を伺って」
今回の特別講演で強く印象に残ったのことは、コミュニケーション能力でした。選手とトレーナーのコミュニケーション、監督、コーチとトレーナーのコミュニケーション、フロントとトレーナーのコミュニケーションとどれほどコミュニケーション能力が大切であるかということをお話を聞いて感じました。
今の自分の課題でもあるコミュニケーション能力。どうすればより良いコミュニケーションが取れるのかと日々考えています。自分は実習先でもコミュニケーションの問題が未だにしっかりと解決できていません。この問題を解決するためには、コミュニケーションを取るのが上手い人を見て参考にし、たくさんいろいろな人とコミュニケーションを取って経験を積むしかないと思います。そしてお話にも出てきた、メンタル面でのケアについてもコミュニケーション能力が必要であると思いました。スターティング外さないようになっている選手は、ネガティブになってしまいトレーナーに頼ってくる。そこですべてトレーナーが解決させようとするのではなく、選手自身ができることは本人にやらせるといったことも、その選手のためになるように考えられているのだなと思いました。
ただ問題が起こってそれを解決するだけでなく、常に選手のことを第一に考えて行動することが非常に重要であることがお話を聞いていて強く感じました。今の自分に当てはめて考えてみると、実習等でやってきた行動は選手のためになっていたのか不安になります。これからもっと選手のことを大事に考えて行動していくことで、自分自身のレベルももっと高まると思います。知識、技術、経験だけじゃなく、人間性といった面の重要性を感じさせられました。今回の特別講演を生かして、さらに成長していきたいと思います。
今回はこのような貴重な時間を作っていただきありがとうございました。