ナビスコカップ観戦記

2008年05月11日 15:49日

4月16日にアスレティックトレーナー科1年生がナビスコカップ 川崎フロンターレVS柏レイソルの試合を観戦しに行きました。
前週の野球観戦から一週間、トレーナーの勉強を始めたばかりの彼らには、どのように試合が見えたのでしょう?聞いてみました!

今回インタビューに答えてくれたのは、サッカー大好き!の近藤純平くんと陸上とサッカーをこよなく愛している和田健くんです。

20080416at01.jpg

アスレティックトレーナー科1年 近藤 純平さん(写真:向かって左)

まず、学校に入って、野球やサッカーを見に行けるなんて思ってもいませんでした。僕はサッカーが好きで、今でも自分でチームの選手としてプレイしている事もあり、サッカーの試合を学校で見に行くというのはとても新鮮でした。それに、ちょうど勉強を始めたばかりだったので、「トレーナー目線」でサッカーを見る事も無かったし、今回先生に学校の実習としてみるならば、トレーナーの動きや立場を考えながら見るようにという指導があったので、今では2つの視野でサッカーを見る事が出来るようになったと思うし、これからはTVで観戦する時も、スポーツニュースのハイライトとかでも、サッカーを楽しむ目線とトレーナーとしての目線と二つの視野で自然と見られると思います。

実際スタジアムに見に行ってみると、トレーナーさんの動きが良く分かって、ウォーミングアップをしている内容などにも注意してみたり、自分でも本当に視野が広がったと思います。観戦しに行ったときは本当に勉強し始めだったので、何も知らなくて、トレーナーはテーピングをするイメージくらいしかなかったので、ウォーミングアップの仕方を指導してるのをみて、「そんな事もするのか・・・」と驚きました。クラスの仲間ともいい感じで仲良くなれたし、勉強面でも生活面でも、実習に参加して本当に良かったと思います。

アスレティックトレーナー科1年 和田 健さん(写真:向かって右)

静岡県清水市出身という事もあって、エスパルスやジュビロが好きなんですが、サッカーは中高のときは地元のチームからチケットがもらえたので、よく見るスポーツの一つでした。でも、その頃は、見る事中心で、選手を見る位だったのですが、今回トレーナーの勉強をしているという目線でサッカーの試合を見たのが初めてだったので、とても面白かったです。グラウンドの上だけでしか見られなかったけど、練習のときから選手と一緒にグラウンドに出て、指導している姿をみて、そういうことも仕事の一つなんだと驚きましたが、実際勉強してみると、組織運営や教育的指導もトレーナーの仕事だという事がわかり、トレーナーって奥が深いなと思いました。これからもスポーツ観戦をするときは、そういう目線で見ていきたいと思います。

自分は、陸上をやっていたので、どちらかというと、やっぱり一対一の選手とトレーナーの関係というのに憧れがあるので、チームのトレーナーというものを知った上で、目指すトレーナーになるために頑張っていけたらと思い、勉強を頑張っています。
ただ、色んな陸上の大会を見に行ってみても、一度も選手とトレーナーが一緒にグランドに立っているところを見た事がないので、一度そういうところを見てみたいですね。
あ、そういえば、今回面白かった事といえば、近藤くんが試合を見に行く前に学校で予想していた試合展開が、クラスメイトに全否定されていたのに、実際の試合で的中した事でしたね(笑)

「ただ見ていた」だけのスポーツがもっと身近に感じられるようになったようですね。 これからも色んなスポーツに触れて、色んな事を知って勉強も頑張って、誰からも信頼されるトレーナーを目指して頑張ってください!!

広報室
湘南医療福祉専門学校