トレーナーの現場から 第3回

2009年04月21日 15:10日

今回は「ストレッチング」に関して話を進めてみましょう。今や「ストレッチ」という言葉は、世間の常識と言えるほどポピュラーなものになっていると思います。普段スポーツを行わない人でも「ストレッチ」という言葉は知っていると言ってもいいでしょう。

私がスポーツを真剣に始めたのは、小学校の2年生からです。(今から37年前ということになります。自分ではそう思いたくありませんが)その頃の運動を始めるための手段は"ラジオ体操"、"準備体操"、"柔軟体操"くらいのものでした。

実際には「ストレッチ」というものがあったのかも知れません。しかし、自分自身がその存在と方法を理解して行うようになったのは、高校生の頃だったと記憶しています。

まあ、そんな昔話はよしとして。もし、この「ストレッチ」という方法をもっと早くから理解・実践できていたら故障を減らすことができていたかも・・・と思えてなりません。

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石井選手とのパートナーストレッチ

現在、色々な場面で行われている「ストレッチ」ですが。プロ野球やメジャーリーグの世界でも当然のこととして毎日行われています。ウォーミングアップとして捉えられるものからクールダウンに至るまで、その目的に沿った方法で行われているわけです。

特にその効果を引き出す方法としては、パートナーによる目的別の「ストレッチ」ではないでしょうか。ケガや故障などの障害を予防するということや、パフォーマンスを上げるためという点においてもパートナーのテクニック次第で効果は絶大となります。

逆に言えば、パートナーのテクニック次第で‘故障を誘発させてしまうこともある‘ということです。ですからトレーナーとして現場で仕事を行う以上、選手から信頼されるストレッチングテクニックを身に付けておかなくてはならないのです。

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練習前にセルフストレッチで自分の身体をほぐす。

このストレッチングテクニックは、実際に行うパートナーストレッチだけではありません。トレーナー1人で複数の選手を同時に見なくてはならない場合などでは、セルフストレッチで選手にしっかりとその意味と目的、方法を理解させて行わせるように指導しなくてはならないのです。

自分だけが、理解していれば良いということでは無いんですね。自身でも理解し、さらに人に明確に伝えられる技術も必要になってきます。トレーナーを目指す皆さんには、ここのところの意味をしっかりと認識して欲しいと思います。

「何故?何処を?どういう風に?」ということを常に考えて毎日のストレッチに臨んで下さい。まだストレッチというものを知らなかった頃、皆真剣に取り組みました。しかし、人間はこういうことが日常化されてくるとすぐにいい加減になってしまうものです。そのような考えを一掃し、単純でつまらない作業だけど「だからこそ真剣にしっかり行わせる」のがトレーナーの役目だと思います。

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しっかりストレッチができていれば、こんなプレーでもケガすることを防げます。

これからトレーナーを目指す皆さんには、是非ストレッチのマスターになってもらいたいと思います。実際にはストレッチだけで信用を得ることができるくらい重要なものですからね!絶対に「ストレッチなんて・・・」という考えは禁物ですよ。特にスポーツの世界で生きて行きたいのであれば、常にストレッチを重視しストレッチをいい加減に行っている選手をしっかり指導できるようにならなくてはなりません。

その為にも日々「勉強!努力!」あるのみです!

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試合前のパートナーストレッチ(ボカチカ選手)

「ストレッチなんて簡単だよ!」なんて言っているあなた!もう一度自分の行っているストレッチを振り返ってみて下さい。そしてもう一度基本からしっかりと頭に叩き込んで下さい。きっとストレッチに対する考えが変わると思いますから。。。

広報室
湘南医療福祉専門学校