2009年04月21日 15:19日
皆さん!体調はいかがですか?最近、急激に冷え込んだりしていますからね。結構風邪をひいたりしている人も多いのではないでしょうか。
私は、元気です!今のところ・・・(扁桃腺持ちなので、気を付けています)
「トレーナーの現場から」を書いていて、最近気づいたのですが「内容が硬すぎる」と・・・もっと、トレーナーの仕事を身近に感じられることを書こうと思っていたはずなのに・・・
ということで、今回は思いっきり「リラックス」した内容に変更です!
今回のテーマは「実際の現場で働くトレーナー」たちが、一体どんなことをしているのか?ということを写真を交えて説明してみようと思います。基本的に野球チームのトレーナーのお話です。
毎日の日課として、仕事前に必ずトレーナーミーティングが行われます。話の内容は様々ですが、基本的には当日のスケジュール確認・故障、ケガ選手の状況把握・その他当日の仕事に関する打ち合わせなどです。
ミーティングが終わると、練習前に必要な選手のケアやテーピングなどの予防措置を行ってフィールドに送り出します。
当日の練習や試合で大きなけがをさせないようにしておくのもトレーナーのテクニックのひとつです。
クラブハウスでの仕事が一段落すると、今度は球場の準備に取り掛かります。トレーナーキット・クーラーボックス・ドリンクタンクなど必要な道具全てを球場内にセットアップしなくてはなりません。
アクシデントに備えて、すぐに対応できるように準備を整えておくことがトレーナーとしての基本です。
球場に設置するドリンクは、通常スポーツドリンクとミネラルウォーターです。スポーツドリンクの味の濃さや分量もトレーナーのセンスによるところが大きいですよ!
練習後のケアとして、またアクシデントの処置として必要なアイスバッグを相当量用意しておきます。
準備が終わると、選手たちのウォーミングアップが始まります。トレーナーは選手たちの動きをしっかりと確認しながら各自のコンディションを見極め、故障・ケガを隠していないか?悩みを持っているのではないか?などなど、色々なことを選手の動きから情報を得て判断して行きます。
トレーナーだけではなく、コーチたちともコミュニケーションを取りながら選手たちの情報を交換し、コンディショニングに役立てていきます。
試合前の練習が終わると、次はこれから行われる試合に向けての準備にとりかかります。
試合前のウォーミングアップで選手のコンディションを最終チェックし、トレーナーキットの中身を再確認して試合に備えます。
試合開始時刻が迫ると、トレーナーの気持ちも高ぶってきます。トレーナーであっても選手と同じように戦っているわけですからね。
さあ!試合開始です!トレーナーの緊張感も高まる中「今日も勝って欲しい!ケガしないでくれ!」が率直なトレーナーの気持ちだと思います。
試合後、コンディショニング・ケアを行い当日のミーティングと報告書を作成し、トレーナーの長い一日がようやく終わりを告げます。さあまた明日も頑張ろう!