第1回 No Heart No Gain

2011年05月09日 09:13日

新入生の皆さん!ご入学おめでとうございます!
新年度もまた懲りずにはじまりました「深澤ブログ」・・・たまに手を抜くので気をつけて下さい・・・

またこの場をお借りして、この度の東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

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新年度のブログテーマとして、私の会社のスローガンでもある「No Heart No Gain」にさせていただきました。
ここにはトレーナーとして「心を込めて行動しなくては、何も得られない」という意味が含まれています。またトレーナーとしてだけでなく一人の人間として全ての事に心を込めて思考・行動しなくてはいけないという自分自身への戒めの意味も込められています。

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ということで、新年度からのこのブログも「心を込めて」書いていきたいと思います。

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今年の題目である「No Heart No Gain」ですが、このルーツとしては「No Pain No Gain」という言葉があります。
特にトレーナー業界というか、トレーニング関連の中で良く出てくる言葉です。
日本語で捉えれば「痛み無くして進歩なし」という意味合いです。

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身体を強くする(パフォーマンスを向上させる)ためにトレーニングを行い、その過程として痛み(筋肉痛など)が感じられるようでなければ成長はみられないということですよね。単純に筋肉が成長する為には刺激によって繊維が破壊され、回復するサイクルをとることで成長が促されるわけです。
痛みを感じられないということは成長するための刺激が足りないということです。

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近年では、科学的トレーニングと呼ばれ決して無理をさせない方法が良いトレーニングだと誤解を生んでいるようですが、これではいくらトレーニングしても成長は見込めません。トレーニングは痛みを伴ってこそ苦しさを乗り越えてこそ成長できるのです。
これらを効率良く無駄なく行う、トレーニング・栄養補給・休養のバランスを保ちながら展開して行く方法が科学的トレーニングなのです。

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こういった考え方でトレーニングするから、しっかりと成長しパフォーマンスも向上するのです。それに昔的な考えかもしれませんが、私個人はトレーニングには「根性」も必要だと思っています。
スポーツは正々堂々と戦わなくてはなりません。しかしスポーツの試合がある以上勝ち負けの結果は出てきます。結局勝たなくてはならないと思います。

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勝つためにトレーニングするのですから!負けるため、引き分けるためにトレーニングするわけではありませんよね。そして勝つためには、勝負所で相手を上回る気迫と技術を出さなくてはならないわけです。
その気迫は苦しい練習やトレーニングを乗り越えたからこそ発揮されるものです。

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皆さんは「気迫と根性」を忘れていませんか?トレーニングだけではありません。勉強も技術の習得も苦しい中で努力して乗り越えるから出来るようになるということを思い出して実践して下さい。
トレーニングだけではなく人生の全てのことに対して「No Pain No Gain」であるということを!

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そして我々トレーナーは、そこからさらに進化し様々な人たちに対して「No Heart No Gain」の気持ちを持って取り組んで行かなくてはならないということを!

広報室
湘南医療福祉専門学校