【東洋療法科】生理学実習に参加して

2012年01月31日 10:51日

昨年12月24日(土)、生理学実習に参加させて頂きました。


東洋療法本科、専科の2年生を対象に行われ、血液について、心電図・呼吸について、深部感覚(位置感覚・運動感覚)についての3つのテーマに沿って実習を行いました。
まず、血液の実習では、顕微鏡で「赤血球を観察」「赤血球の数を計測」「溶血現象を観察」の3つを行いました。この実習では赤血球の数の多さに驚かされました。
今まで赤血球の数を気にしたことがなかったので、想像以上の数に、皆が驚いていました。

次に、心電図・呼吸の実習では、「心電図の測定」「呼吸に伴う心電図の変化」「バルサルバ試験による心拍数の変化」「電気刺激および透熱灸刺激による心拍数の変化」「体位変換に伴う血圧の変化」の5つを行いました。
その中でも電気刺激および透熱灸刺激による心拍数の変化がとてもおもしろかったです。
同じ刺激でも、電気と熱では呼吸数・心拍数の反応が少しですが違いがあり、心電図を見ながらクラスメイトと少しの変化を必死に探すということがとても新鮮で楽しかったです。
最後に深部感覚の実習では、人それぞれ結果が違い、人体の不思議を改めて感じました。

この生理学実習に参加させて頂き、西洋医学の大切さ、人体の不思議の奥深さを学ぶ事ができました。
また、なぜこのような結果になったのだろうと考え、自分で調べることの楽しさも知ることができました。
生理学実習が始まる前は、実習内容の難しさに驚き、自分にこんなことができるのかと不安に思っていましたが、それぞれの実習の担当の先生方がとてもわかりやすく、時には一緒に考えながら指導して下さり、楽しく実習を受けることができました。
このような貴重な体験をさせていたでき、ありがとうございました。
この実習で学んだ事を忘れずに、日々精進していきたいと思います。

kakuno1.JPG

東洋療法本科2年 角野 誌桜
私立藤村女子高等学校出身

広報室
湘南医療福祉専門学校