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特別講演がありました【東洋療法科】

特別講演がありました【東洋療法科】

6月19日(月)に東洋療法科2・3年生対象の特別講演がありました。
今回ご講演頂いたのは、一般社団法人北辰会学術副部長であり清明院院長の竹下 有先生です。
ここで竹下先生のプロフィールをご紹介します。
1999年度より、都内の整形外科、内科医院内東洋医学科、鍼灸接骨院、鍼灸マッサージ治療院、鍼灸院副院長職を経て、現在は(一社)北辰会に所属し、学術副部長、講師を務め、同会や鍼灸学校での非常勤講師、日本伝統鍼灸学会などでの症例発表、論文投稿などの活動を行われています。

今回のタイトルは「北辰会方式の理論と治療」です。
竹下先生が実践されている中医学をベースとした北辰会方式の概論についてご講演頂き、その特徴を学びます。また実技では、実際の治療の流れを披露して頂き、繊細な体表観察、刺鍼を見学し、鍼の素晴らしさを感じるという内容です。

講演後、実際に治療の流れを見せて頂くのですが、モデルはその場にいる在校生。希望者に先生が治療をしてくださいました。
腰痛、腹痛、アトピー、あごの痛みなど、様々な症状の学生に対し、普段の生活の事なども聞きながら細かく体表観察していく先生。その中で反応の鈍い経穴(ツボ)に1本だけ鍼をうちます。「1本?!」と思われる方もいるかもしれませんが、1本でもちゃんと診立てていれば効果が得られるという考え方です。
  
北辰会は鍼の刺し方にも特徴があり、学生は興味津々。なかなか間近で見せて頂ける機会もないですし、考え方や施術方法など学ぶことは多かったでしょう。

鍼灸の分野には様々な流派があります。そういった流派を知ることも大切です。学生のうちに多くのことに触れ、興味を持ち、自分に合ったものを見つけてほしいと思います。

竹下先生、ありがとうございました。
  
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