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深澤英之トレーナーお悩み解決サロン #11

深澤英之トレーナーお悩み解決サロン #11

皆さん、こんにちは!ルートヴィガーの深澤です。2024年は、想像もしなかったところからのスタートとなってしまいましたが、ここからどのように前を向いて歩みを進めていけるか?の方が大事なことになると思います。良いように考えれば「最悪なことから始まった以上、ここからは良くなるしかない」ということです!

ということで、本題に入っていきましょう!

Q: 先日、実技試験があったのですが、緊張して普段の練習では絶対にしないようなミスをしてしまいました。 その場は何とか終了まで漕ぎつけましたが、内心では激しく動揺してしまって落ち込みました。たくさん練習したつもりなのにミスをしてしまった際、どんな風に気持ちを立て直したら良いでしょうか?

A: 非常に難しい質問ですね!基本的にメンタルの問題なので、どうすれば良いということは一概には言えません。私自身、多くの失敗を重ねて今があります。試験とは違いますが、私が大学3年の時に首都大学野球秋季二部リーグ戦の優勝決定戦で、大事な場面で私のエラーで大ピンチを招いたことがありました。内心では「やばい」と焦りもしましたが、落ち込んでいられる場面ではありません。日頃、大学の監督からは「失敗したとしても、いつまでも引きずるな!プレーは続くのだから次のプレーに向けて元気よく前を向いてプレーしろ!」と指導され続けていたこともあり、私はみんなに「悪い!悪い!ここから行くぞ!」と大声で叫び悪びれないように振る舞い、結果ピンチを脱して優勝することができた経験があります。
この時に、応援に来てくれていた人たちから「深澤のエラーでピンチになった時には、もうダメかと諦めかけたけど、お前エラーしたわりには元気で逆に大丈夫だと安心できたよ」と言われた記憶があります。決して偉そうに言える話ではありませんが、私は「起きてしまったことは仕方ない、そのあとどう行動するかの方が大事」だという日頃の教えが活きた実例なのだと今でも感じています。そして、起こしてしまったミスはそのあとに何故起こしてしまったのか?を追究して、同じミスを繰り返さないように努力すれば良いと感じています。

試験で起こしてしまったミスは、もう終わったことで仕方のないことなのです。それよりも後々反省し課題とするために、起こしてしまったミスを認識しつつも、次への準備と実行の方が大事なのではないでしょうか?質問者さんも、ミスしたあとに何とか終了まで漕ぎつけられたわけですから、自然と次への準備と実行はできていたのではないですか?


ミスを悔やんでも仕方ありません。ミスは誰にでも起こることです。しかし、我々の仕事はいかにミスなく実行できるか?が求められる仕事ですから、ミスを無くすための努力はし続けなくてはなりませんね!厳しい言い方ですが、ミスが起きたということは自分で思っている以上に練習が足りなかったということなのです。つまりは、もっともっと努力が必要だということですね。ミスは誰にでも起こることですが、誰もミスしようとして起きているわけではありません。それはミスではなく「ただ単にうまくできなかった」ということなのです。

うまくできなかったということは、まだ完成されているわけではないから練習が必要になるのです。ちょっと質問とズレますが、自分の成長を感じる見方として「今までできなかったことができるようになった」ということと「今できていることが、さらに正確に早くできるようになった」ということを客観的にみることで、自分の現在地を理解できるようになります。これを今回の試験に例えるなら、ミスしてしまったということは「まだできていないこと」になるわけです。そのできていないことをできるように努力することが大事です。

試験だから緊張します。しかし、実戦は試験以上に緊張の連続です。なにせ人様の身体を触って結果を出さなければならないのですから、試験以上に緊張感を持って職務にあたらなくてはなりません。その時の緊張を今は試験というものに置き換えて、その緊張を楽しめるようになって欲しいと思います。

まとめると、起こしてしまったミスは受け入れ、ミスを悔やむ前に次への準備と実行を徹底するということ。そしてミスが出たということは、まだまだ努力が必要なことだと認識して努力し続けること。そして自身の成長を確認しながら、やるべきことを明確にして前に進むこと。ということです。気持ちの切り替えというのは、率直に言って難しいことです。それよりも常に現状把握と次への準備という明確な計画性を打ち立てて実行する行動力を身に付ける方が誰にでもできることではないでしょうか?

意識すればできることは、誰にでもできます。試験もそうですが、これからの将来に向けて常に前を向いて歩んでください!

Q; あん摩マッサージ指圧の手技が得意なのですが、鍼灸の資格を持っていて良かったと思うのはどんな時ですか?

A: 東洋医学の従事者でもトレーナーであっても、資格を保有しているのであれば「あん摩マッサージ指圧」の手技を基本線として、大いに役立てて欲しいと思います。得意なのであれば、なおさらその手技に磨きをかけて、得意をもっともっと質の高いレベルの高い手技にしていって欲しいと思います。私自身も鍼灸、あん摩マッサージ指圧師のライセンスを持っていて、トレーナーとしての手技に磨きをかけるためにスポーツマッサージのテクニックを身に付けました。スポーツマッサージのテクニックは、あん摩マッサージ指圧の全てを複合しており、さらに西洋医学的に考え対応できる手技です。

局所も全身も指先・手のひら全体で感じ取り、必要な部位へ必要な方向へ必要な刺激で整えていけるものです。こうした手技を最も大事に扱い考え使えるように、腕を磨いて欲しいと願います。そして、この手技に磨きをかけることが「鍼灸治療」にも活かされます。私の場合、根本的に鍼灸・あん摩マッサージ指圧師のライセンスを保有していたので、鍼灸を持っていて良かったという感覚はありませんでしたが、仕事を続けている中で治療的にどうしても手技では追いかけられない状況に直面した時に鍼灸治療という選択肢が選べることが、現実として起こりますから、その時は持っていて良かったということになるのかもしれません。

鍼灸治療の良いところは、急性的な外傷の場合でも対処できることや、先述したように手技ではアプローチしきれない症状に対して対応できるというところだと私は考えています。ですから、可能なら鍼灸のライセンスも取得しておいた方が良いのではないでしょうか?質問とは少しズレますが、持っていて良かったということより、保有している資格を最大限に活かして活動することが、自身のレベル・スキルを向上させ、患者さん選手たちのためになるのだということです。

鍼灸を扱うのも自身の手先・指先の感覚が重要です。鍼灸を使えば良くなるのではなく、鍼灸を思い通りに扱えるようになることが重要です。そして、思い通りに扱えるようになるために、手技に磨きをかけることが大切なのです。手技を磨き、感性・感覚に磨きをかけてください。そうすれば、鍼灸も大きな武器になります。資格を保有していることより、その資格を活かすための考え方・技術力が必要かと思います。

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