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深澤先生のブログ「Think Blue #7」

深澤先生のブログ「Think Blue #7」

<深澤英之 先生>
城西大学野球部、女子駅伝部、陸上部トレーナー
ヤクルトスワローズ(現 東京ヤクルトスワローズ)一軍トレーナー兼リハビリ担当
ヤクルトスワローズ(現 東京ヤクルトスワローズ)二軍トレーナー、二軍トレーニングコーチ
ヤクルトスワローズ(現 東京ヤクルトスワローズ)一軍トレーナー兼リハビリ担当
ロサンゼルスドジャースアシスタントトレーナー
株式会社ルートヴィガー設立(広尾店、銀座店)

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いつものことですが、一年という時の流れは非常に早いです。一年一年、おじさんになっていくとさらに早く感じます・・・ 

私は、典型的なO型体質でかなりアバウトに生きてきました。(笑)
今までの人生で当然辛いこと苦しいこと、悩むこと等もありましたが、辛く苦しく悩んでも決して解決策は見つからないし、ネガティブな発想は何も生産してくれないと考えたからです。

でも、決して無理にアバウトに生きてきたのではなく、元々アバウトな性格だったのだと思います。
自分で言うのも何ですが・・・「真面目」だとは思います。夢を見つけ手に入れるために目標を立て、実現できるまで努力はしてきました。

ここで苦労話を書くつもりは無いので、そこは端折ります! 

何が言いたいのか?というと「ポジティブに生きてこそ、色々なことにチャレンジできる」ということです!
私が思うに、人間何でもうまくいくことなんて無いと思うのです。うまくいかないことの方が多いのですから、そこで悩んでも先には進めません。

だったら「なぜうまくいかないのか?」ということを悩むのではなく「次はこうやってみよう」「こんな方法はどうか?」と結果を省みて次の方法を考えた方が楽しいし得だと思うのです。

できなかったことができるようになるまで継続することも大切です。
特に我々東洋医学の従事者は「技術」を売りにしているわけですから、技術の習得が患者様のためであり自分のためでもあります。
だから、できるようになるまで努力を継続しなくてはならないのです。

ヤクルトスワローズに在籍していた頃、名将「野村克也」監督から多くを学びました。
その中で、自己の成長の見極め方というものがあったのです。  

・今までできなかったことができるようになった。
・できるようになったことが、さらに早く正確にできるようになった。

大きく分けるとこの二点です。
たったこれだけ?と思われるかも知れませんが、自分自身がどこまで成長・進歩しているのか?は、これだけでも理解できるはずです。
知識・勉強の部分に置き換えれば「今まで知らなかったことを知ることができた」「この知ったことを考えなくても理解でき、さらに関係深いところまで広げることができた」というような感じです。

もっと単純なところでみれば「今まで鍼をうまく打てなかった部位に打てるようになった」「さらに正確に早く打てるようになった」ということです。
これができるようになるということが、さらに自分の仕事の量を増やすことができ沢山の人の健康に役立つようになります。

また、今まで診ることができなかった・・・気付くことができなかった・・・ところまで目配り気配りできるようになるのです。
目配り気配りができると、そこには新たな発見が生まれます。その発見が解決の糸口になることもしばしばあります。

このように、ポジティブな発想で物事を捉え行動して行くと、たくさんの「良いもの」に出会える機会が増えるのです。
もちろんこれも全てが「良いもの」ではないかもしれません。
それでも、出会える機会があることの方が絶対に得だと思いませんか?

私は、自分の考えを皆さんに押し付けるつもりはありません。
あくまでもネガティブな考えよりポジティブな考えの方が生産性が高いということを、頭の片隅にでも置いておいてもらえれば良いかな?ということです。

今の時代の若者たちは、本当に真面目で優秀な人が多いと思います。ただ発想力が弱いかな?とも思います。
基本的なことはきちんとできますが、自分で編み出す応用的なことにチャレンジする勇気がちょっと足りないかな?

新たに何かを編み出そうとか、チャレンジしてみようとする前に「結果が出せなかったらどうしよう?」「うまく出来なかったら嫌だな」という考えが先行してしまうのではないでしょうか?

ここです!この時にポジティブな発想が必要になってくるのです。
「失敗大いに結構」「間違っていたって良いじゃないですか」行動してみないと何が起こるかわからないのですから!
行動したから結果が出て、経験値を積めて、次への道が見えてくるのです。

皆さんには、もっともっと失敗して欲しいと思います。でもその失敗にめげるのではなく、糧にして自信にして欲しいと思います。
失敗を知ることも大切な経験です!

と言いつつも、私は「結果的にみると、失敗なんて無いんだ」と思います。
何故なら、大なり小なり成功という結果を手にするための過程でしかないのですから!

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