湘南医療福祉専門学校

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深澤先生のブログ「Hand of a God #9」を更新しました

2017年も最後の月を迎えました。皆さんは、この一年をどう過ごしましたか?自分なりの目標に向かってその達成度はどれくらいでしょうか?

目標はそれぞれ違いがあります。もし「特に目標なんて、ないよ」なんていう人がいるならそれは大きな間違いです。自由気ままに生きることは私も賛成ですが、それでも目標は持つべきですしどんなに小さいことでも絶対に持っているはずです。

目標として認識していなくても「こうしたい」「こうなれたら良いのに」・・・ということ自体も目標です。そう考えればどんな人でも目標は持っているということです。ただそれを明確化して実践しようとしているかどうか?が大切です。

人間は欲求を満たす生き物です。その欲求は達成という言葉に置き換えられます。つまり達成感を得ることで欲求が満たされるわけです。そして次の欲求に向かいます。だからこそその達成感を現実のものとして受けるために目標が必要なのです。

どうせなら「良いこと」を満たしたいですよね!その「良いこと」を得るための目標を設定して行動することが大事です。ヤクルト在籍時に当時の「野村克也」監督から多くのことを学びました。私は選手ではありませんでしたが、野村監督の教えは選手でもスタッフでも「人としてどうあるべきか?」ということであり、そこから各々の専門職に置き換えて考えられるのでとても勉強になったのです。

その当時からの私の目標は「選手がケガをせずに毎日健康で活躍して欲しい」でした。その結果として試合に勝つ!優勝するという付加価値がついてきていました。今現在は、対象が選手ではなく「一般の方々」であり私が診させていただいている患者様・クライアント様が日々健康で社会で活躍して欲しい!になり、その結果日本経済が発展し裕福になり自分たちも幸せになる!という付加を求めています。

東洋医学における「鍼灸治療」でも同様のことが言えます。目標とは「患者様の痛みを取る、軽減する」ということであり、その目標に向かって全力で立ち向かう行動・行為が結果として「痛みが取れた、楽になった、元気になった」ということになります。

このような施術にあたる際「特に想いはない、教科書通りに治療しよう」的な考えで行ったとしたらその結果は「ちょっと楽になったような気もするけど、どうかな?」や「あんまり変わってないな」ということになってしまい、元気と健康が取り戻せないということになるでしょう。

つまりは、人として生きていく中でも東洋医学の従事者として活動していく中でも、常に「目標設定」と「目標に取り組む姿勢」が大事だと言うことです。「目標」という意識を高めることによって、自己成長が理解できるようになりその行動・行為によって生まれた結果が世の中の役にたてるということになります。

そして最後はその全てが自分に良いものとして戻ってくるのです!なんだか啓蒙活動的な説教になってしまいましたが(笑)私が今回言いたいことは、自分の幸せのためにも目標を計画にして目的意識をもって活動した方が得ですよということです。

最後に野村監督が良く引用されたウィリアム・ジェームスの言葉(日本語翻訳)を載せておきます。

これを読んで何を感じるか?です。
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