湘南医療福祉専門学校

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深澤先生のブログ「夢に向かって#12」を更新しました!

「夢に向かって」も最終回となりました。今年1年間ありがとうございました。
本来であれば、東洋医学の鍼灸治療に関する事柄をお伝えしていく場であったのですが、私の好きな分野(野球しかありませんが)ばかりを中心にさせていただいてしまいました。

しかし、それでもまた最終回は「野球」にこだわらせていただこうと思います。もちろん私が携わってきた野球界の仕事にも「東洋医学」が関わっています。スポーツ医学の分野なので、イメージは西洋医学が中心にあると思われがちですが、日本のプロ野球においては東洋医学に頼っている要素はたくさんあるのだということも知っていただきたいと思います。

最終回の今回は、特別編(勝手にそう思ってます)ということで、この2月から行われているプロ野球春季キャンプに密着した模様をお伝えさせていただきます。2月14日から18日までの間、四泊五日で現在沖縄で行われているプロ野球チームのキャンプ地を巡り、実際の現場とその現場で活動されているフィジカル・メディカル部門の方々や球団のGM
、本部長、監督、コーチ、そしてキャンプ地を訪れているOBの方々とご挨拶や色々なお話を聞かせていただくことができたというリポートになります。

2月14日

沖縄本島到着後、那覇市内のホテルにて「千葉ロッテマリーンズ」のトレーナーチームと会食させていただきました。実はこのロッテトレーナーチームは、私たちの会社「ルートヴィガー」の卒業生?3名在籍しており、今シーズンからその3名全員が一軍のトレーナーとして活動することになりました。ルートヴィガー在籍時には、将来のチームトレーナーを目指し、施術の技術だけでなく人間性も磨いてくれた3名なのです。その努力が実り、現在はプロ野球チームのトレーナーとしてチームのため、選手のために日々精進してくれています。
しかもフィジカル・メディカルチームの中心として頑張ってくれていることに私も大変彼らを誇らしく思います。会食の間では、彼らなりの悩みも聞きながらではありますが、その悩みは決してネガティブなものではなく前に進もうとするためにぶち当たる壁に対してのものなので、いつか突破することができるであろうポジティブなものでありました。必ず良い結果に結び付くと信じています。

2月15日

沖縄県金武町で行われている「東北楽天ゴールデンイーグルス」のキャンプ地を訪問。当日は「東京ヤクルトスワローズ」との練習試合も予定されていましたので、私にとってはとても良い時間を過ごさせていただきました。楽天にはヤクルトやドジャースでチームメイトだった石井GMがおり、球団で働く本部長や一部スタッフ、監督、コーチたちもヤクルト時代の同僚であったことから、とても有意義な時間を過ごしました。そこにヤクルトの監督、コーチ、スタッフ、球団職員もいたので、私はどこに何の目的できたのか?錯覚を起こすくらいの状況でありましたが、関わりのある選手たちのコンディションも良いようで、安心することができたという状況です。楽天は、昨年オフから新体制を構築し選手の補強も積極的に行い、本当に優勝を目指すことができるチームになってきています。このチームを優勝に導くには、選手の努力はもちろんのことそれを支えるチームスタッフたちの努力も必要になってくると思います。キャンプだけでは全てを語ることはできませんが、チーム全体の動きを見る限り非常に可能性が高いと感じました。

2月16日

浦添市でキャンプを行っている古巣「東京ヤクルトスワローズ」にお邪魔しました。当日は「北海道日本ハムファイターズ」との練習試合も予定されていましたが、午後から急に悪天候となり雨のため試合は中止となってしまいました。この日も、ヤクルトの関係者や日本ハムの関係者たちとも、久しぶりにお会いすることができまたまた充実した時間を過ごすことができたのです。そしてここでも関りのある選手のコンディションはまずまずで、このま ま順調に仕上がってくれると良いなと思いました。ヤクルトの選手たちも非常にポテンシャルが高く期待が持てるチームではありますが、昨年からの悩みどころである「ピッチングスタッフ」が、どう仕上がりどう機能するか?がポイントになると思われます。その投手陣を支え攻撃陣のコンディションを整えるために、フィジカル・メディカルスタッフの働きが重要になると思われます。最近ヤクルトは「ケガ」が代名詞のようになってしまっています。私が入団した当時も「ヤクルト=ケガ」の印象が強かったのですが、私たちフィジカル・メディカルスタッフが奮闘して故障者を減らし、8年間で4度のリーグ優勝、3度の日本一になることができました。今年もまた、そうなれることを外部から祈っています。

2月17日

名護市で行われている「北海道日本ハムファイターズ」のキャンプ地にお邪魔しました。この日は練習日ということで、今年から大改装されたメインスタジアムとその周りに隣接するサブグランドやブルペン等、充実した施設の中を色々な角度から見させていただきました。ただ残念だったのは、名護は海沿いということもあり元々風の強い場所ですが、前線の影響で沖縄とは思えない寒さの中での訪問となってしまい、そこだけが辛かったという感じです。全体の印象は、栗山監督の方向性として「プロの大人の集団」という見方で、選手たちの自主性や考える力を磨いている感じが強く出ていました。ただ、大きなお世話ですがこの方針は非常にリスキーな面も持ち合わせているので、良い方向・悪い方向のどちらに転ぶのか?ある意味とても楽しみな感じを得ました。それでも、監督、コーチ、球団スタッフの皆さんに大変良くしていただき、嬉しい一日となりました。また関りのある選手も少しずつ状態が上向いてきている感じだったので、そこも楽しみのひとつにしたいと思います。

2月18日
再び浦添市のヤクルトを訪問し、ご挨拶を済ませて帰京。

最後に今回お邪魔した4球団は、それぞれにその特色を活かして磨きをかけるか?という部分で努力されていました。そしてどのチームもフィジカル・メディカルの部門が選手たちのコンディションを整え最大限のパフォーマンスを発揮させていくのか?というところに悩みながら壁にぶつかりながら努力を繰り返しているようでした。私自身がチームに所属していた時も同様のことがあったことを思い出させてくれました。そう感じた中で、外から見ていて必要と思われるアドバイスを送らせてもらいましたが、どこのチームも皆さん素直に吸収しようと目を輝かせて耳を傾けてくれたことを嬉しく思います。これからも、プロ野球界の一OBとしてチームの垣根を越えて繋がりを大切にし、皆さんのお役に立てるよう活動していこうと思います。このような特殊な世界ではありますが、我々が有する「東洋医学」の分野もプロのスポーツの現場では大いに役立つのだと、皆さんにもご理解いただけると嬉しく思います。長い間ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!

Thank you!